忘年会の締めの挨拶は、1〜2分で「感謝」「来年へのひとこと」「手締め」を入れれば、それだけでピシッと終われます。切り出しは「宴もたけなわではございますが、予定のお時間となりましたので」が定番です。
- 開始の合図:「宴もたけなわですが」と注目を集める
- 感謝とねぎらい:集まってくれたこと、1年間のがんばりへのお礼
- 来年への言葉:健康や発展を祈るひとこと
- 手締め:「お手を拝借。いよーお!」で一本締めなど
- 結びの言葉:二次会の案内や、忘れ物の注意
会社全体の会ならていねいな一本締め、部署やチームの身内の会ならくだけた一丁締め、友だち同士なら手締めなしの短い挨拶でもかまいません。会のはじまりの挨拶ははじめの挨拶の記事にあります。
忘年会の締めの挨拶はこれで安心!基本の構成と長さ
忘年会の締めの挨拶でいちばん大切なのは、「手短に終わらせること」です。
お酒も入り、帰る準備を始めている人もいる時間帯なので、ダラダラと長く話すのはNG。長さの目安は1〜2分程度におさめるのがスマートです。次の5つの流れを意識すると、スムーズに話せます。
- 1. 開始の合図:「宴もたけなわですが」「お時間となりましたので」と切り出し、注目を集める
- 2. 感謝とねぎらい:集まってくれたことや、1年間のがんばりに対するお礼
- 3. 来年への言葉:来年の抱負や、健康・発展を祈る言葉
- 4. 手締め:一本締めなどで、その場を一体にする
- 5. 結びの言葉:お礼や二次会の案内、忘れ物の注意喚起など
ぺ原人基本の型さえ覚えておけば、本番で頭が真っ白になっても乗り切れるっぺ!

【場面別】そのまま使える!忘年会の締めの挨拶の例文
ここでは、相手や雰囲気に合わせてそのまま使える、忘年会の締めの挨拶の例文を紹介します。ご自身の状況に合わせて、言葉を少しアレンジして使ってみてください。
会社・職場の忘年会(フォーマル・無難)
会社全体の忘年会や、上司や役員が多く参加している場では、丁寧で無難な挨拶を心がけましょう。
例文(会社・職場向け)
「皆様、宴もたけなわではございますが、予定のお時間となりましたので、ここで中締めとさせていただきます。
本日はお忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございました。また、皆様の1年間のご尽力に心より感謝申し上げます。
来年も、我が社にとって、そして皆様にとって実り多き飛躍の年となりますよう祈念いたしまして、一本締めで締めくくらせていただきたく存じます。
それでは皆様、お手を拝借願います。いよーお!(パン・パン・パン、パン・パン・パン、パン・パン・パン、パン)
ありがとうございました。この後も二次会をご用意しておりますので、お時間のある方はぜひご参加ください。お忘れ物のないよう、お気をつけてお帰りください。」
部署やチームなど身内だけの忘年会
気心の知れた同じ部署のメンバーや、後輩が多い場では、少しフランクに1年をふり返る言葉を入れると温かい雰囲気になります。
例文(部署・チーム向け)
「皆さん、宴もたけなわですが、そろそろお時間となりましたので、一旦ここで締めさせていただきます。
今年は〇〇の大きなプロジェクトもあり、大変な時期もありましたが、皆さんの協力のおかげで無事に乗り切ることができました。1年間、本当にお疲れ様でした。
来年もチーム一丸となって、さらに良い年にしていきましょう。それでは、皆さんのご健康とますますの活躍を祈念して、一丁締めで締めたいと思います。
お手を拝借。いよーお!(パン)
ありがとうございました!飲み足りない方は、この後〇〇で二次会を予定していますので、ぜひご一緒しましょう!」
友だち同士の忘年会(カジュアル)
友人同士の集まりなら、堅苦しい言葉は不要です。楽しかった気持ちと、来年もよろしくという思いをシンプルに伝えます。
例文(友だち同士向け)
「みんな、まだまだ盛り上がっているところだけど、時間になったので一旦締めたいと思います!
今日は集まってくれて本当にありがとう。今年もみんなのおかげで最高に楽しい1年になりました。
来年もまた、こうやってみんなで笑って飲めることを願って、一本締めで締めましょう!
お手を拝借!いよーお!(パン)
ありがとう!忘れ物しないように気をつけて帰ってね!」
ぺ原人友だち同士のときは、手拍子1回の「一丁締め」を「一本締め」と呼んでることも多いよね。その場のノリに合わせるのが一番なんだっぺ。
忘年会の締めの挨拶を面白い雰囲気にしたいとき
少し笑いを取って、和やかな雰囲気でお開きにしたいときは、自虐ネタや身内ならではのユーモアを軽く交えるのがコツです。ただし、誰かを傷つけたり、内輪すぎるネタでしらけさせたりしないよう、明るい話題を選びましょう。
例文(面白い一言を添える場合)
「皆様、宴もたけなわですが、私の終電もたけなわとなってまいりましたので、このあたりで中締めとさせていただきます。
今年は私自身、〇〇で失敗して皆様にご迷惑をおかけしたこともありましたが、温かくフォローしていただき、本当に感謝しております。
来年は、少しは成長した姿をお見せできるよう精進いたします。皆様のさらなるご健勝を祈念いたしまして、一本締めでお開きといたします。
お手を拝借。いよーお!(パン・パン・パン、パン・パン・パン、パン・パン・パン、パン)
ありがとうございました!お忘れ物と、飲みすぎにはくれぐれもご注意ください!」
忘年会の締めの挨拶に欠かせない「一本締め」などのやり方
締めの挨拶の定番といえば「手締め」ですが、実は「一本締め」と「一丁締め」を混同しているケースがとても多いです。
本番でバラバラになって気まずい空気になるのを防ぐためにも、それぞれの正しいやり方と、挨拶のときにどう案内すればいいかを知っておきましょう。
一本締め(パンパンパン、パンパンパン、パンパンパン、パン)
もっとも一般的で、ある程度フォーマルな場にも合うのが「一本締め」です。「3回・3回・3回・1回」の合計10回手を打つのが正しいやり方です。3回の「三」を3つ合わせると「九」になり、そこに最後の1回(点)を打つことで「丸」という字になり、「丸く収まる」という意味が込められています。
やり方:
「いよーお!」「パン・パン・パン、パン・パン・パン、パン・パン・パン、パン」
一丁締め(パン)
「よーお、パン」と1回だけ手を打つのは、正しくは「一丁締め(いっちょうじめ)」と言います(関東一本締めとも呼ばれます)。短時間で済むため、他のお客さんがいる居酒屋や、少しカジュアルな場でよく使われます。
ただし、これを「一本締め」だと思っている人も多いため、挨拶のときに「それでは、よーお、パン!の1回で打つ一丁締めで締めたいと思います」と補足しておくと、全員のタイミングが綺麗に揃います。
やり方:
「いよーお!」「パン」
三本締め
一本締めの「パンパンパン、パンパンパン、パンパンパン、パン」を、3回繰り返すのが「三本締め」です。とても丁寧で格式高い締め方なので、会社の大きな忘年会や、取引先が来ているようなフォーマルな場で使われます。
やり方:
「いよーお!」(1回目)
「いよっ!」(2回目)
「もういっちょ!」(3回目)などと声をかけながら、合計3回繰り返す
挨拶の順番と、はじめの挨拶との違い
会社の忘年会の場合、挨拶を誰に頼むかという「順番」も大切です。基本的には、はじめの挨拶を一番役職の高い人に、乾杯を3番目くらいの人(はじめの挨拶の人が兼ねることも)にお願いし、締めの挨拶(中締め)は、二番目に役職の高い人にお願いするのが一般的です。決まったルールはなく、会社の慣例によってちがいます。
はじめの挨拶は「1年のふり返り」を長めに話すことが多いですが、締めの挨拶は、すでにみんなお酒が入って疲れている時間帯なので、「短く感謝を伝えて手締めにつなぐ」ことが求められます。
くわしくはこちら:忘年会の挨拶の順番は?誰に頼むかの基本とマナー
くわしくはこちら:忘年会のはじめの挨拶・乾杯のやり方と例文
ついでに盛り上げるなら、スマホでできるゲームが便利
忘年会の終盤、締めの挨拶の前に少し時間があいてしまったり、二次会への移動の合間にサクッと盛り上がりたいときは、スマホのブラウザだけで遊べるパーティーゲーム集「ぺげ」がおすすめです。
アプリのインストールも会員登録もいらないので、みんなのスマホですぐに始められます。忘年会の場を温めるのにぴったりの3本を紹介しますね。

票がちょうど半々に割れたら勝ち「イコラ」
お題に対して、2択の票がぴったり半々に割れたら勝ちという平和なルールです。誰も傷つかないので、職場の忘年会で気まずくならずに遊べます。
自然に会話が弾む「NGナイン」
自分のNGワードを、ほかの人に言わせたら勝ち。普通に会話をすること自体がゲームになるので、はじめましての人がいる場や、大人数でおしゃべりしたいときに向いています。
麻雀を知らなくても白熱「トカロン」
親が60秒の思い出話をして、最初に出そうな言葉を当てるゲームです。聞く側は文字を書かないので、お酒が入っていても楽ちん。会社の大人数での忘年会でもわいわい楽しめます。
あわせて読みたい:忘年会で盛り上がるゲーム!大人数でもスマホで簡単

忘年会の締めの挨拶に関するよくある質問
締めの挨拶はいつ誰にお願いすればいいですか?
当日いきなり指名するのは避けましょう。挨拶をお願いする相手には、忘年会の数日前から遅くとも前日までに「〇〇さんに中締めをお願いしたいのですが」と事前にお願いしておくのがマナーです。基本的には、参加者の中で二番目に役職の高い人にお願いします。
挨拶のときにマイクは使ったほうがいいですか?
会場の広さと人数によります。20名を超えるような広い座敷やホテルの貸切会場なら、マイクを使ったほうが奥の人までしっかり声が届き、静かにしてもらいやすくなります。少人数の個室なら地声で十分です。
手締め(一本締めなど)は絶対にやらないとダメですか?
絶対ではありません。「お店が混雑していて大きな音を出しにくい」「他のお客さんの迷惑になりそう」という場合は、無理に手締めをせず「本日はありがとうございました!」と拍手だけで締めるのも、幹事のスマートな配慮です。
一本締めの「いよーお」にはどんな意味があるのですか?
「祝おう(いわおう)」という言葉が変化して「いよーお」になったと言われています。縁起の良い掛け声なので、恥ずかしがらずに少し大きめの声で言うと、場がパッと明るくなり、きれいに締まります。
手拍子のタイミングがバラバラになってしまったら?
お酒も入っている時間帯なので、タイミングがずれてしまうことはよくあります。「もう一回いきましょう!」と笑い飛ばしてやり直すか、「ありがとうございます!」とそのまま拍手でまとめてしまうのが良いでしょう。失敗を気にしすぎないことが大切です。
まとめ:忘年会の締めの挨拶は短く感謝を伝えよう
まとめ
- 締めの挨拶は1〜2分を目安に、ダラダラと長く話さない
- 「感謝・来年への言葉・手締め」の3つを入れれば形になる
- 「一本締め」と「一丁締め」の違いを理解し、事前に案内すると綺麗に揃う
忘年会の締めの挨拶は、全員の気持ちをひとつにして、1年を気持ちよく終えるための大切な区切りです。難しく考えすぎず、1年間一緒にがんばった仲間への感謝の気持ちを素直に伝えれば、きっと素敵な挨拶になります。
この記事の例文を参考に、その場に合った言葉を選んで、本番を乗り切ってくださいね。
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ぺ原人挨拶がビシッと決まると、「いい忘年会だったね」って帰り道も気分がいいんだっぺ。幹事さんも挨拶する人も、がんばってね!





