忘年会の二次会は、一次会のお店から歩いて5分以内のお店を、会費は一次会より安い2,000〜3,000円くらいで、1時間半ほどと決めておくと、ほとんど失敗しません。幹事は一次会の締めの挨拶の少し前に「このあと軽く1軒行ける人?」と声をかけ、人数がわかったらその場でお店に電話するのがいちばんスムーズです。
職場の忘年会なら「行ける人だけ」のゆるい二次会に、友だちやバイト先の忘年会なら、最初から二次会まで予定に入れておく形が向いています。カラオケ以外の2軒目のアイデアは飲み会の二次会の記事にあるので、ここでは忘年会の二次会ならではの、店の決め方・会費・抜け方・幹事の段取りをまとめます。
ぺ原人一次会が終わったあと、お店の前でみんなで「どうする?」って立ちつくすのが毎年の恒例になってるんだよね…
忘年会の二次会はやる?やらない?先に決めておくこと
二次会は「やるかどうか」をあいまいにしておくと、一次会のあとに道ばたで相談が始まってしまいます。幹事は、一次会の予約をするときに、次の3つだけ先に決めておきましょう。
- 二次会をやるか:やるなら「あり(自由参加)」と案内に書いておく
- だいたいの人数:一次会の参加者のうち、何人くらい残りそうか
- お開きの時間:終電の30分前には解散できる時間にしておく
| 忘年会のかたち | 二次会のおすすめ | ひとこと |
|---|---|---|
| 会社全体・30人以上 | やるなら部署やグループごとに分かれる | 全員で移動できるお店は探しにくい |
| 部署・チーム(10〜20人) | 自由参加で1軒 | 上司が帰ったあとに若手だけで行くことも多い |
| 友だち・同期(5〜10人) | 最初から二次会まで予定に入れる | カラオケやダーツなど遊べるお店も向いている |
| バイト先 | 未成年がいるなら一次会で解散 | お酒の出るお店に行くなら20歳以上だけで |
「二次会はなし」と決めたなら、一次会の締めで「本日はこれでお開きです」とはっきり言うのも幹事の大事な仕事です。
上司は二次会に誘う?誘わない?
職場の忘年会では、「上司を誘うべきか」で迷う人が多いです。いちばん角が立たないのは、全員に同じように声をかけて、行くかどうかは本人にまかせる形です。上司だけを誘わないと、あとで気まずくなることがあります。
上司が来てくれたら、最初の1杯のあとに「今日はありがとうございました」とひとこと言い、上司が先に帰るときは、お店の外まで見送ります。上司のほうも、若手だけで話したい空気を感じたら、30分ほどで切り上げるとよろこばれます。
忘年会の二次会の店選び:人数と目的で決める

二次会のお店は、料理よりも「すぐ入れるか」「話しやすいか」で選びます。12月は一次会の居酒屋だけでなく、二次会向けのお店も混みやすい時期なので、候補は2〜3軒用意しておくと安心です。
| 人数・目的 | 向いているお店 | 選ぶときのポイント |
|---|---|---|
| 2〜4人で語りたい | バー、夜カフェ | カウンターやソファー席なら話しやすい |
| 5〜10人で飲みなおしたい | 居酒屋、ダイニングバー | 個室か半個室があるか電話で聞く |
| みんなで遊びたい | カラオケ、ダーツバー、ボウリング | 部屋の大きさと待ち時間を確認する |
| お酒より食事 | ラーメン、うどん、ファミレス | 1時間くらいでサッと解散できる |
| 10人以上がそのまま移動 | 一次会と同じお店の別フロア、貸切できるバー | 一次会の予約のときに二次会もいっしょに相談する |
一次会のお店に「二次会の場所」を相談してもいい
同じ店の中に別のフロアや系列のお店があることもあります。一次会の予約のときに「二次会で使えるお店はありますか?」と聞いておくと、移動がいちばん短くすみます。
くわしくはこちら:忘年会の店選びのコツと会場アイデア
どこも満席のときの代わりの場所
12月の金曜日などは、二次会向けのお店もすぐに埋まります。候補がすべて満席だったときのために、次のような「予約なしでも入りやすい場所」を1つ覚えておくと、道ばたで相談する時間がなくなります。
- カラオケ:部屋数が多いので、大人数でも分かれて入りやすい
- ファミレス・カフェ:お酒は少なめでも、話すだけなら十分
- ホテルのラウンジやバー:少人数でゆっくり話したいとき
- だれかの家:友だちどうしの忘年会なら、コンビニで飲み物を買って宅飲みにする
どこにも入れないときは、無理に探し続けず「今日はここで解散にしましょう」と言うのも立派な判断です。
忘年会の二次会の会費の目安と集め方
二次会の会費は、一次会より安くすると参加しやすくなります。お店の種類ごとの目安は次のとおりです。
| お店 | 会費の目安(1人) | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 居酒屋・ダイニングバー | 2,000〜3,000円 | 1時間半〜2時間 |
| バー | 2,000〜3,000円(2〜3杯) | 1〜2時間 |
| カフェ・ファミレス | 1,000〜1,500円 | 1時間ほど |
| カラオケ | 部屋代+ドリンク代を人数で割る | 1〜2時間 |
会費をもめずに集めるコツ
- お店に入る前に「1人3,000円くらいで」と目安を言っておく
- 飲み放題やセットがあるお店なら、先に頼んで金額を決めてしまう
- 人数で割って出た端数は100円単位で切り上げ、余ったら次回にまわすか、幹事がまとめて返す
- 送金アプリで集めるなら、その場で金額を送ってもらう
上司が多めに出してくれたとき
上司が「二次会はぼくが出すよ」と言ってくれたら、その場で「ごちそうさまです」とお礼を言い、次の日の朝にもう一度ひとことお礼を伝えます。全額でなく一部を出してくれたときは、残りを人数で割って集めます。
幹事の段取り:一次会の前日から二次会のお開きまで
二次会の幹事は、一次会の幹事がそのまま続けることが多いですが、別の人が引き受けてもかまいません。やることを時間の順に並べると、次のようになります。
| いつ | やること |
|---|---|
| 前日まで | 一次会のお店の近くで、候補を2〜3軒見つけておく。営業時間と席の数を調べる |
| 一次会の中ごろ | 行けそうな人に、さりげなく人数を聞いておく |
| 締めの挨拶の前 | 「このあと軽く1軒行ける人?」と声をかけ、人数を数える |
| 締めの挨拶のあと | お店に電話して席を確保する。行かない人を笑顔で見送る |
| 移動中 | 先頭を歩き、はぐれた人がいないか数える |
| 二次会のお開き | 終電の30分前には「そろそろお開きにします」と声をかける |
二次会の声かけは、行かない人が気まずくならない言い方にします。
「このあと、近くで軽く1杯だけ行こうと思います。行ける人だけ、手を上げてもらえますか?」
「今日はここで帰る人も、本当にありがとうございました!気をつけて帰ってくださいね」
ぺ原人二次会は「来たい人だけ」が合言葉だっぺ。帰る人を気持ちよく送り出せる幹事は、来年もみんなに信頼されるっぺ!
二次会の乾杯と締めは、ひとことでいい
二次会では、改まった挨拶はいりません。全員の飲み物がそろったら、幹事か、その場でいちばん上の人がひとことで乾杯します。お開きも、手締めまではせず、ひとことで終わらせてかまいません。
乾杯:「二次会までありがとうございます。今年最後のもう1杯に、乾杯!」
お開き:「そろそろ終電の時間なので、ここでお開きにします。今年1年、本当にお疲れ様でした!」
一次会の乾杯の音頭を頼まれたときの例文は、別の記事にまとめています。
くわしくはこちら:忘年会の乾杯の挨拶と音頭の例文
二次会に行かない・途中で抜ける上手な言い方

二次会は自由参加なので、行かなくても失礼にはなりません。ただ、だまっていなくなると、幹事が人数を数え直すことになります。
そのまま使える断り方・抜け方
- 二次会に行かないとき:「今日はここで失礼します。来年もよろしくお願いします!」
- 翌日が早いとき:「明日朝が早いので、今日は一次会で帰ります。楽しかったです」
- 途中で抜けるとき(幹事に):「終電があるので、ここで抜けますね。会費はいくらですか?」
- 上司に誘われたとき:「ありがとうございます。今日は家の用事があるので、また次の機会にぜひ」
途中で抜けるときは、自分の分の会費をその場で幹事にわたしてから帰るのがマナーです。一次会からこっそり抜けたいときのタイミングや理由は、別の記事でくわしく紹介しています。
くわしくはこちら:忘年会をこっそり抜け出すタイミングと理由
忘年会の二次会で気をつけたいこと
- お店の前で長く立ち止まらない:大人数で道をふさぐと、お店やまわりの人の迷惑になる
- 飲ませすぎない:一次会でかなり飲んだ人には、ソフトドリンクをすすめる
- 終電を確認する:年末は帰りがおそくなりがちなので、自分の終電の時間をスマホのメモに入れておく
- 来なかった人の話をしない:二次会での悪口やうわさ話は、あとで本人に伝わりやすい
- 仕事の話はほどほどに:一次会で話しきれなかったことでも、説教や愚痴にならないようにする
二次会は人数が少なくなる分、本音の話が出やすい場でもあります。楽しく話したことは、次の日の職場では持ち出さないのがおたがいのためです。
帰り道までが二次会
お開きのあとは、駅まで同じ方向の人どうしで帰るようにすると安心です。かなり酔っている人がいたら、ひとりで帰さず、だれかが駅やタクシー乗り場まで付きそいます。幹事は、全員がお店を出たのを見とどけてから帰りましょう。
二次会をゲームで盛り上げるなら
二次会は人数が5〜8人くらいにしぼられるので、全員で同じ遊びをするのにちょうどいい人数です。スマホのブラウザだけで遊べる「ぺげ」なら、アプリも登録もいらず、無料ですぐに始められます。

お題にこっそり答えて投票する「しゃふらん」
お題に全員がこっそり答えて、ならんだ回答からテーマにいちばんピッタリなものに投票するゲームです。結果発表で「これ書いたのダレ?」と作者がわかります。一次会で少し打ちとけたあとの二次会なら、答えからその人らしさが見えて盛り上がります。
「一番〇〇しそうなのは誰?」に投票する「風来」
「一番〇〇しそうなのは誰?」に、みんなでこっそり投票するゲームです。自分に賭けて本当に1位なら逃げ切りになります。気心の知れたメンバーで遊ぶと、思わぬ結果に笑いが起きます。
忘年会の二次会に関するよくある質問
忘年会の二次会は、予約しておいたほうがいいですか?
10人以上で行くなら、一次会の予約のときに二次会のお店も仮予約しておくと安心です。少人数なら、一次会の締めの前に人数を数えて、その場で電話すれば間に合うことが多いです。
二次会の会費は、だれが決めますか?
幹事が決めます。お店に入る前か、最初の注文のときに「1人〇〇円くらいで」と目安を伝えておくと、あとで金額にびっくりする人が出ません。
上司から二次会に誘われたら、断ってもいいですか?
断っても大丈夫です。「ありがとうございます、今日はここで失礼します」と、誘ってくれたことへのお礼をひとこと言えば、気まずくなりません。
20歳未満の人がいるときの二次会はどうしますか?
20歳未満の人はお酒を飲めないので、二次会をバーなどお酒が中心のお店にするなら、一次会で見送ります。いっしょに続けたいときは、カラオケやファミレス、カフェなど、ソフトドリンクで楽しめるお店を選び、帰りがおそくならない時間に解散しましょう。
三次会まで行くときは、どうすればいいですか?
三次会は、ラーメンやうどんでシメるか、始発を待つならネットカフェや深夜営業のお店にするのがよくある形です。翌日の予定を考えて、行く人だけで決めましょう。
まとめ
まとめ
- お店は一次会から歩いて5分以内、候補を2〜3軒用意しておく
- 会費は一次会より安い2,000〜3,000円くらいが目安
- 声かけは締めの挨拶の前に「行ける人だけ」で
- 抜けるときは幹事にひとこと言い、会費をわたしてから帰る
忘年会の二次会は、準備しすぎなくてもかまいません。お店の候補と会費の目安、お開きの時間の3つだけ決めておけば、あとは残ったメンバーでゆっくり楽しめます。
ぺ原人二次会のいちばんの思い出は、一次会では話せなかった人との会話だっぺ!




