正月遊びは禁止って本当?昔のタブーと現代の公園ルールを解説

お正月にこたつのある部屋で楽しく遊ぶ家族のイラスト

お正月に「遊ぶこと」そのものが禁止されていたことはありません。凧あげ・こま回し・羽根つきは、昔から正月の定番の遊びです。「禁止」と言われるのは、三が日に刃物・火・掃除を避けてきた年神様のためのタブーと、いまの公園の「凧あげ禁止」のようなルールがまざって伝わっているからです。

昔のしきたりが気になるなら最初の章を、近くで凧あげができるか知りたいなら「現代の公園や広場」の章を見てください。凧あげは電線や人にぶつかる危険があるため、都市部の多くの公園で禁止されていて、できるのは河川敷や大きな県立公園など一部の場所にかぎられます。

目次

お正月の遊びが昔は禁止されていたって本当?

お正月について調べると、「お正月の遊びが昔は禁止されていたのでは?」という疑問を持つ方が多いようです。

結論としては、昔の日本でも、お正月に子どもたちが遊ぶこと自体が禁止されていたわけではありません。むしろ、凧あげやこま回し、羽根つきなどは、お正月の定番の遊びとして昔から親しまれてきました。

では、なぜ「お正月に禁止されていることがある」と言われるのでしょうか。それは、昔から伝わる「お正月のタブー(やってはいけない家事や行い)」が関係しています。

年神様をお迎えするためのタブー

お正月は、新しい年の幸せをもたらしてくれる「年神様」を家にお迎えする期間です。そのため、年神様がゆっくり休めるように、または神様に失礼がないように、三が日(1月1日〜3日)には次のようなことが「禁止(タブー)」とされてきました。

  • 刃物を使うこと:「良い縁を切ってしまう」という理由や、普段忙しい女性たちを休ませるため。
  • 火を使うこと(煮炊き):火の神様を休ませるため、また「灰汁(あく)を出す=悪を出す」に通じて縁起が悪いとされたため。
  • 掃除をすること:せっかく来てくれた年神様を、ホコリと一緒に掃き出してしまうから。
  • 四足歩行の動物の肉を食べること:仏教の教えや、殺生(せっしょう)を避けるため。

このような「お正月にやってはいけないこと」が厳しく伝えられてきたため、「遊ぶことも禁止されていたのでは?」と誤解されることがあるようです。

ぺ原人

おせち料理を年末に作っておくのは、お正月三が日に刃物や火を使わなくていいようにするためなんだよ。

遊びの中で気をつけるべきだったこと

遊び自体は禁止されていませんでしたが、遊びの「内容」や「使う道具」によっては、タブーに触れるとして注意されることはありました。

たとえば、お正月飾りに傷をつけてしまうような激しい室内遊びや、刃物を使って新しくおもちゃを作るようなことは、三が日には避けられていたと考えられます。
また、大きな音を立てて騒ぎすぎるのも、年神様を驚かせてしまうという理由で、たしなめられることがあったようです。

昔の人は、神様への感謝や、家族みんなで穏やかに新年を迎えることを一番に考えていたのですね。

昔のお正月に家の中で穏やかに過ごす家族のイラスト

現代の公園や広場は「お正月遊び禁止」が多い?

昔からの言い伝えとは別に、現代ではまったく別の理由で「お正月遊びが禁止」されている場所が増えています。

お正月といえば、外で思い切り凧あげをしたり、こまを回したりする風景を思い浮かべますが、いざ遊ぼうとすると、意外と遊べる場所が少ないことに気づくはずです。

凧あげが禁止されている公園が多い

現在、都市部の多くの公園や広場では、凧あげが禁止されています。お正月に親子で手作りの凧を持って公園に行ったのに、入り口の看板に「凧あげ禁止」と書かれていて遊べなかった、という声もよく聞かれます。

禁止されている主な理由は以下のとおりです。

  • 電線に絡まる危険:凧が電線に引っかかると、停電やショートの原因になり大変危険です。
  • 他の人にぶつかる危険:人が多い公園で凧の糸が走っている人の首に絡まったり、落ちてきた凧が小さな子どもにぶつかったりする事故を防ぐためです。
  • 木に引っかかる:回収できなくなった凧が木に残り、景観を損ねたりゴミになったりします。

電線がなく、十分な広さがある河川敷や大きな県立公園など、一部の場所でしか凧あげはできなくなっています。

ぺ原人

せっかく凧を買ったのに、どこも禁止で遊べない……と困る家族が多いんだっぺ。

こま回しや羽根つきも注意が必要

凧あげだけでなく、こま回しや羽根つきなどの遊びも、場所によっては制限されることがあります。

たとえば、こま回しは、アスファルトやコンクリートの上で回すと傷がつくという理由や、硬いこまが飛んでいって他の人に当たる危険があるため、混雑している公園では控えるよう呼びかけられていることがあります。
羽根つきも、羽の先端には硬い「むくろじ」の実がついているため、人に当たると痛く、周りに人がいないか十分に注意しなければなりません。

マンションでの騒音トラブル

外で遊べないなら家の中で、と思っても、現代の住宅事情では気をつかう場面があります。

マンションやアパートなどの集合住宅では、すごろくで盛り上がって飛び跳ねたり、かるた取りで床を激しく叩いたりすると、下の階への騒音トラブルにつながるおそれがあります。
お正月は家でゆっくり過ごしている人が多い時期だからこそ、普段以上に周囲への配慮が求められます。

禁止されていても大丈夫!現代に合ったお正月遊びの選び方

外では「お正月遊び禁止」の看板があり、家の中でも大きな音が出せないとなると、どうやって遊べばいいか迷ってしまいますよね。

しかし、工夫次第で、お正月らしく盛り上がる遊びはたくさんあります。現代の環境に合わせて、みんなが安全に楽しめる遊びを選ぶことが大切です。

ルールや安全を守って昔の遊びを楽しむ

昔ながらの遊びをどうしても体験したい場合は、事前にしっかりリサーチをしましょう。

凧あげなら、自治体のホームページなどで「凧あげができる公園・河川敷」を検索してから出かけると安心です。こま回しも、室内用の柔らかい素材で作られたものや、床を傷つけないマットを敷いて遊ぶ工夫をすれば、家の中でも楽しめます。

また、福笑いやすごろくなどのアナログゲームは、ルールを守って座って遊べば、騒音を気にすることなく家族みんなで笑い合えます。小さなお子さんがいる場合は、サイコロやコマなどの小さな部品を誤飲しないよう、大人がしっかり見守ってあげてくださいね。

くわしくはこちら:昔ながらのお正月遊びの種類や遊び方

室内で静かに、でも最高に盛り上がるなら!

「外の公園では凧あげが禁止されていて遊べない」「マンションだから、かるたやすごろくで騒ぐと下の階の人が気になってしまう……」
そんなときは、スマホのブラウザで遊べるパーティーゲーム集ぺげがぴったりです。

アプリのインストールも会員登録もいらず、1人1台のスマホがあればその場ですぐに遊べます。ビデオ通話をつなげば、遠くに住んでいる親戚とも一緒に遊べますよ。
無料で遊べるふつうのモードが充実しているので、家族みんなで集まるお正月におすすめです。

飲み会のゲーム、スマホで決まり。ぺげのゲームを見る(ぜんぶ無料・アプリも登録もいらない)

イコラ

親戚の集まりや、年齢の離れた家族とも遊びやすいのが「イコラ」です。
2択の質問の答えが、みんなの投票でちょうど半々に割れたら勝ちというシンプルなルール。文字を打たずに画面をタップして投票するだけで遊べるので、スマホの操作に慣れていないおじいちゃんやおばあちゃんとも一緒に楽しめます。

イコラのイラスト

イコラ-EQUALIZER SCORE GAME-

2択の票が、ちょうど半々に割れたら勝ち。

サッカー ・ 3〜8人

トカロン

「あの頃はこうだったね」と、親戚ならではの昔話や思い出話に花を咲かせたいなら「トカロン」がおすすめです。
親が60秒間お題について話し、ほかの人は「最初に出そうな言葉」を待ち構えるゲームです。聞く側は文字を書く必要がなく、自然とおしゃべりが中心になるので、久しぶりに会う家族との会話がもっと盛り上がります。

トカロンのイラスト

トカロン-Talk a Lot-

思い出話に最初に出る言葉を当てたら、ロン!

麻雀 ・ 3〜12人

クロティア

お正月の団らんで、ちょっとした心理戦を楽しみたいなら「クロティア」を。
本当の答えの中に混ざったウソの答えを、みんなで質問しながら見抜くゲームです。無料で遊べる「ファミリーモード」には、家族や親戚どうしでも安心して遊べる無難なお題がそろっているので、世代を問わず笑顔で遊べます。

クロティアのイラスト

クロティア-Crocodile Tears-

その答えは本当かウソか、質問して見抜く。

ジャングル ・ 3〜8人

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あわせて読みたい:昔から伝わる正月遊びの種類・意味まとめ

室内でスマートフォンを使って安全にお正月遊びを楽しむ家族

お正月遊びの禁止やマナーに関するよくある質問

昔はなぜ、お正月に刃物や火を使うのが禁止されていたのですか?

お正月に家まで来てくださる年神様(としがみさま)や、台所の火の神様をゆっくり休ませるためです。また、日頃から家事や食事の支度で忙しく働いている女性たちを、お正月三が日くらいは休ませてあげようという気遣いの意味も込められていたと言われています。

現代でも、お正月にやってはいけないことはありますか?

厳密に「絶対にやってはいけない」という法律や決まりはありませんが、元日から大掃除をしたり、家の中でドタバタと大きな音を立てて激しく遊んだりすることは、避けたほうが無難とされています。特にマンションなどの集合住宅では、近隣の方も家で静かに過ごしていることが多いため、騒音には配慮しておくと安心です。

近くの公園が「凧あげ禁止」でした。どこで遊べばいいですか?

電線や高い木がなく、十分な広さがある河川敷や、大きな敷地を持つ県立公園などであれば許可されていることがあります。ただし、場所によってルールが違うため、公園の管理事務所や自治体の公式ホームページで「凧あげができる場所」を事前に確認してからお出かけください。

小さな子どもと室内で遊ぶときの注意点はありますか?

こまや福笑い、かるたなどを使うときは、小さな部品を誤って飲み込まないように気をつけてください。また、すごろくなどで興奮して立ち上がり、転倒してケガをしないよう、必ず大人が見守りましょう。スマホのゲームをする場合は、子どもは大人とチームを組んで参加するようにすると、一緒に安全に楽しめます。

お正月に親戚で集まったとき、道具がなくてもできる遊びはありますか?

道具なしで遊べるものとしては、「しりとり」や「指スマ(いっせーのーで)」、身振り手振りで伝える「ジェスチャーゲーム」などがあります。もしスマートフォンを持っている人がいれば、先ほど紹介した「ぺげ」のゲームも、事前の準備がいらないので、その場ですぐに始められて便利です。

昔のタブーや現代のルールを知って、楽しいお正月を

まとめ

  • 昔のお正月は、遊びそのものではなく「刃物を使う」「騒ぎすぎる」などがタブーだった
  • 現代では、安全面や騒音トラブルを防ぐために公園での正月遊びが禁止されやすい
  • 事前に遊べる場所を調べたり、室内で静かに遊べるゲームを選んだりすると安心

お正月に遊びそのものが禁止されていたわけではありませんが、昔ながらの行事の意味や、現代の場所のルールを知っておくことは大切です。

外で遊ぶのが難しいときは、家の中でできるアナログゲームやスマホのゲームを取り入れてみるのも一つの方法です。ルールやマナーを守りながら、家族や親戚みんなで笑顔あふれる新年を迎えてくださいね。

あわせて読みたい:昔から伝わる正月遊びの種類・意味まとめ

ぺ原人

今年はどの遊びで盛り上がるか、みんなで相談して決めるのも楽しいっぺ!

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