人狼のルールを簡単に説明|初心者向けの遊び方の流れと勝利条件

人狼のルールで遊ぶ友だちがろうそくを囲むイラスト

人狼は、村人の中にまぎれた人狼を、話し合いと投票で見つけ出すチーム戦です。村人は人狼を全員追放すれば勝ち、人狼は生きている人間を自分たちと同じ人数まで減らせば勝ち。まずはこれだけ覚えておけば遊べます。

  1. 全員にこっそり役職が配られる(自分が村人か人狼か、ほかの人にはわからない)
  2. 昼は話し合って、怪しい人を投票で1人追放する
  3. 夜は人狼が1人を襲う
  4. どちらかの勝利条件を満たすまで、昼と夜をくり返す

道具は、役職を配るカードかアプリがあれば十分です。カードで遊ぶなら、プレイヤーとしては参加しない進行役(GM)を1人決めましょう。妖狐のような第三陣営は、入れたときだけ勝ち方が変わります。

目次

人狼ゲームとはどんなゲーム?ルールを1分で簡単に説明

人狼ゲームは、プレイヤーが「村人陣営」と「人狼陣営」に分かれて、正体を隠しながら話し合う会話ゲームです。舞台は、人間に化けた人狼がまぎれこんだ村。人狼は夜になると村人を1人ずつ襲い、村人は昼に話し合って、人狼だと思う人を投票で1人ずつ追放します。

おもしろさのもとは、持っている情報がちがうことです。人狼どうしはだれが仲間か知っていますが、村人は自分の役しかわかりません。この差があるから、「だれがウソをついているのか」を探る心理戦になります。

人狼とはどんなルールのゲームなのか、3行にまとめるとこうなります。

  • 全員にこっそり役職が配られる(自分が村人か人狼か、ほかの人にはわからない)
  • 昼は話し合って、怪しい人を投票で1人追放する
  • 夜は人狼が1人を襲う。どちらかの勝利条件を満たすまで、これをくり返す

道具は、役職を配るカードかアプリがあれば十分です。カードで遊ぶときは、進行役(ゲームマスター、GM)を1人決めるのが一般的。進行役はプレイヤーとしては参加せず、夜の行動を聞いたり、朝に結果を発表したりします。

ぺ原人

最初から役職を全部覚えなくて大丈夫。「人狼を探す側」と「かくれる側」に分かれる、ってことだけわかればOKだよ。

人狼ゲームがどこで生まれたのか、名前の由来が気になる人は、別の記事にまとめています。

くわしくはこちら:人狼ゲームの由来と、名前のもとになった話

人狼の勝利条件:村人は人狼の全滅、人狼は同じ人数まで減らせば勝ち

人狼の勝ち負けは、陣営ごとに決まっています。よくある遊び方の勝利条件を、表にまとめました。

陣営勝利条件おもな役職
村人陣営人狼を全員追放する(人狼の全滅)村人・占い師・霊媒師・狩人
人狼陣営生きている人間の数を、人狼と同じかそれ以下にする人狼・狂人
第三陣営(入れたときだけ)役職ごとにちがう。妖狐なら、決着のときに生き残っていること妖狐 など

人狼は、村人を全滅させなくても勝てる

「人狼が勝つには、村人を全滅させないといけない」と思っている人もいますよね。でも、よくあるルールでは、そこまでいかなくても人狼の勝ちになります。

人間と人狼が同じ人数になると、多数決で人狼を追い出すのがむずかしくなり、夜にはさらに1人襲われてしまうからです。たとえば残り4人で、人狼2人・人間2人になったら、その時点で人狼陣営の勝ちが決まります。

「一人勝ち」があるのは、第三陣営の妖狐

村人でも人狼でもない役職を、第三陣営と呼びます。代表的なのが妖狐(ようこ)です。よくある遊び方では、村人か人狼のどちらかが勝利条件を満たしたとき、妖狐が生き残っていれば、勝ちを横取りして妖狐の一人勝ちになります。

妖狐には「人狼に襲われても死なない」「占い師に占われると死ぬ」という能力をつける遊び方が多いです。ただ、能力や勝利条件はアプリや商品によってちがうので、遊ぶ前に確認しておくと安心です。

妖狐が入ると、村人も人狼も「妖狐を見つける」ことまで考える必要が出てきます。初めての人が多い回は、妖狐を入れずに遊ぶほうがわかりやすいですよ。

追放されても、自分の陣営が勝てば自分も勝ち

人狼はチーム戦です。途中で追放されたり、夜に襲われたりしても、自分の陣営が最後に勝てば、いっしょに勝ちになります。

ぺ原人

早めに追放されると、もう負けた気分になるよね…。でも陣営が勝てば自分も勝ちだから、最後まで見守って応援しよう。

人狼の遊び方:夜から投票までの1日の流れ

人狼のやり方は、「夜→朝→昼(話し合い)→投票」を1日として、勝負がつくまでくり返すだけです。カードと進行役で遊ぶときの流れを、順番に見ていきましょう。

場面やること
準備進行役が役職カードを配り、全員がこっそり自分の役を確認する
夜全員が目を閉じる。進行役に呼ばれた役職だけが目を開けて、能力を使う(人狼は襲う人を決める、占い師は1人を占う など)
朝進行役が、夜に襲われた人を発表する。襲われた人はゲームから抜ける
昼(話し合い)生き残った全員で、だれが人狼かを話し合う
投票全員でいっせいに指をさすなどして投票し、いちばん票が多い人を追放する

投票で追放する人が決まったら、また夜にもどります。追放された人や襲われた人は、そのあとの話し合いに参加しない遊び方が一般的です。

人狼の遊び方で夜と昼が入れかわる流れのイラスト

昼の話し合いは3〜5分くらいが目安

話し合いに時間の制限をつけないと、同じ話がぐるぐる回りがちです。3〜5分くらいを目安にタイマーをつけておくと、テンポよく進みます。

最初の夜(初日)の決まりは、遊び方によってちがう

初日の夜のあつかいは、ルールによってちがいます。「初日の夜は人狼は襲わず、占い師だけが占う」という遊び方もあれば、オンラインの人狼でよく見る「初日犠牲者」(プレイヤーではない役が最初に襲われる)という遊び方もあります。

どれが正しいということはありません。始める前に「初日はどうするか」を全員で決めておくと、あとでもめずにすみます。

ぺ原人

初日のルールと、話し合いの時間。この2つを最初に決めておくだけで、進行がぐっと楽になるよ。

投票で同じ数に割れたときは

票が同じ数に割れたときの決め方(もう一度投票する、くじで決める など)も、遊び方によってちがいます。くわしい決め方は、別の記事にまとめました。

くわしくはこちら:人狼で投票が同数になったときの決め方

人狼の基本の役職と、それぞれのやること

役職は、陣営ごとに「何ができるか」が決まっています。初めてなら、まずは下の表の役職だけ覚えておけば十分です。

役職陣営できること(よくある遊び方)
村人村人特別な能力はない。話し合いと投票で人狼を探す
占い師村人夜に1人を占い、その人が人狼か人間かを知る
霊媒師村人前の日に追放された人が、人狼だったか人間だったかを知る
狩人村人夜に1人を選び、人狼の襲撃から守る
人狼人狼夜に仲間と相談して、1人を襲う。だれが仲間の人狼かを知っている
狂人人狼人狼の味方をする人間。能力はなく、人狼がだれかも知らない
妖狐第三陣営どちらにもつかず、最後まで生き残ることをめざす

役職の名前は、商品やアプリによって少しちがいます。霊媒師は「霊能者」、狩人は「騎士」、狂人は「裏切り者」と呼ばれることもありますが、やることはほぼ同じです。

狩人には「自分は守れない」「同じ人を2日続けて守れない」という決まりをつける遊び方がよくあります。細かい決まりは遊ぶものによってちがうので、始める前にそろえておきましょう。

何人のときに、どの役職を何人入れるかは、別の記事で人数ごとにまとめています。

くわしくはこちら:人狼の配役を人数別にまとめた記事

「人狼のルールは意味がわからない」となりやすいポイント

ルールの説明を聞いても、遊び始めると「え、どういうこと?」となる場面がいくつかあります。初心者がつまずきやすいところを先に知っておきましょう。

人狼はウソをついていい。ウソもゲームのうち

人狼陣営は、正体がばれないようにウソをついてかまいません。「自分は村人です」と言い張るのも、占い師のふりをするのも作戦のうちです。ウソはゲームの中だけのことなので、終わったあとに持ちこまないのがマナーです。

占いで「人間」と出ても、味方とはかぎらない

よくある遊び方では、占い師や霊媒師が調べてわかるのは「人狼か、人狼ではないか」だけです。狂人は人狼の味方ですが、種族は人間なので、占っても「人間」と出ます。ここを知らないと、「人間と出たのに、なぜ人狼の味方をするの?」と混乱しやすくなります。

「CO」は、自分の役職を名乗ること

話し合いの中で「占いCO(シーオー)」のように言われたら、「自分は占い師です」と名乗ったという意味です。ただし、人狼や狂人がウソで名乗ることもあります。占い師が2人出てきたら、どちらかはニセモノ、というわけです。

追放された人・襲われた人は、ヒントを出さない

ゲームから抜けた人は、話し合いには参加しません。役職カードを見せたり、表情や声で「その人が人狼だよ」と伝えたりするのもなしです。抜けたあとも、だまって見守るのがルールです。

ぺ原人

ゲームでウソをつかれて、本気でムッとしちゃう人もいるんだよね…。始める前に「ウソはゲームの中だけ」とひとこと言っておくと平和だよ。

人狼のルール説明のやり方と、進行役(GM)の進め方

ルールを知っている人が自分だけ、という場面もありますよね。初めての人がいるときの説明のしかたと、進行役のやり方をまとめました。

初めての人へのルール説明は、この順番で

  1. チームが2つあることを伝える(人狼を探す村人と、かくれる人狼)
  2. それぞれの勝利条件を言う(人狼を全員追放する/人間を同じ人数まで減らす)
  3. 1日の流れを言う(夜に襲われる→朝に発表→昼に話し合い→投票で追放)
  4. 役職の能力は、表を見せながら短く伝える
  5. 最初の1回は練習のつもりで、役職を少なめにして遊ぶ

役職の説明から入ると、聞く側が混乱しがちです。先に「何をしたら勝ちか」を伝えると、あとの説明がすっと入ります。わからないことは、遊びながらその場で答えれば大丈夫です。

人狼のルール説明をする進行役と目を閉じる人たち

進行役の夜のセリフの例

進行役は、夜の時間に役職を1つずつ呼び出します。セリフの例は次のとおりです。

  • 「夜になりました。全員、目を閉じてください」
  • 「人狼の人は目を開けて、襲う人を指さしてください。……目を閉じてください」
  • 「占い師の人は目を開けて、占いたい人を指さしてください」(進行役は、人狼なら親指を下、人間なら上、などで答える)
  • 「狩人の人は目を開けて、守りたい人を指さしてください」
  • 「朝になりました。目を開けてください。昨日の夜、襲われたのは〇〇さんです」

役職を持った人がすでに抜けていても、いつもどおり呼び出すのがコツです。呼ぶのをやめると、「占い師はもういないんだ」とほかの人にわかってしまうからです。

進行役がいないときは、アプリにまかせる

進行役が1人抜けるとプレイヤーが減るので、人数が少ないときは悩みどころです。役職を配ったり夜の行動を集めたりしてくれる人狼アプリを使えば、全員がプレイヤーとして参加できます。

くわしくはこちら:人狼アプリのえらび方とおすすめ

人数が集まらない・1回が長いときは、スマホのだまし合いゲームもある

役職を使いこなして、話し合いで人狼を追いつめる。人狼ならではのこの楽しさは、ほかのゲームではなかなか味わえません。ただ、「人数がそろわない」「進行役がいない」「1回が長くて、途中で帰る人がいる」「初めての人への説明が大変」という日もあります。

そんなときは、ぺげのだまし合いゲームという選び方もあります。スマホのブラウザだけで遊べて、アプリのインストールも会員登録もいりません。1人1台のスマホで、3人から遊べて、無料で遊べます。

飲み会のゲーム、スマホで決まり。ぺげのゲームを見る(ぜんぶ無料・アプリも登録もいらない)

質問でウソを見抜くなら:クロティア

親が自分の本当の答えを書くと、親のスマホにだけニセモノの答えが3つ届きます。親はホンモノかニセモノを1つ出し、ほかの人は口で質問して見抜く。人狼の「話し合いでウソを暴く」楽しさを、3人から味わえます。無料のファミリーモードは無難なお題なので、初対面の人がいても遊びやすいです。

クロティアのイラスト

クロティア-Crocodile Tears-

その答えは本当かウソか、質問して見抜く。

ジャングル ・ 3〜8人

ウソの中から本物を当てるなら:りあんす

親が自分についての本当の答えを書き、ほかの人は親が書きそうなウソを書きます。並んだ答えの中から本物を当てるゲームです。仮面がはがれて本物がわかる瞬間は、人狼で正体が明かされるときのようなドキドキがあります。

りあんすのイラスト

りあんす-Real Answer-

みんなのウソの答えの中から、本人の本物を見抜く。

仮面舞踏会 ・ 3〜8人

写真で人狼のような遊び方をするなら:フォトウォーズ

お題に合う写真を自分のスマホから1枚出し、だれの写真かわからないまま投票するゲームです。プレミアムの「人狼モード」は、毎回1人だけ少しちがうお題が届き、だれがその1人かを写真から当てる、人狼のような遊び方ができるモード。プレミアムは390円の買い切りで、部屋を作る人が持っていれば全員で遊べます。

フォトウォーズのイラスト

フォトウォーズ-PHOTO WARS-

お題に合う写真を、スマホの中から出し合う。

宇宙船 ・ 3〜8人

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ぺ原人

人狼でじっくり頭を使ったあとに、軽いだまし合いで一息つくのもアリだよ。人数が少ない日でも、あとはゲームで一気に盛り上げるっぺ!

人狼そのものを短い時間で遊びたいなら、1回の夜と昼で決着がつく「ワンナイト人狼」という選び方もあります。人狼ゲーム全体のことは、こちらの記事でまとめて紹介しています。

あわせて読みたい:人狼ゲームの遊び方と楽しみ方をまとめて知る

人狼のルールでよくある質問

人狼は何人から遊べますか?

ふつうの人狼は、役職と話し合いのバランスをとるために、ある程度の人数が必要です。少人数で遊ぶときの目安や工夫は、別の記事にまとめています。

くわしくはこちら:人狼は何人から遊べるか、少人数での遊び方

ワンナイト人狼とは、ルールがどうちがいますか?

ふつうの人狼は、決着がつくまで夜と昼を何日もくり返します。ワンナイト人狼は、夜と昼を1回ずつ、投票1回で終わる短い版です。少ない人数・短い時間で遊べるのが特徴です。

くわしくはこちら:ワンナイト人狼のルールと遊び方

1ゲームにどれくらい時間がかかりますか?

はっきりした目安は見つかりにくいですが、「話し合いの時間×日数」に、夜と投票の時間を足したくらいになります。人数が多いほど決着までの日数が増えるので、そのぶん長くなります。時間が限られている日は、話し合いを短めに決めておくと安心です。

子どもや家族でも遊べますか?

道具がいらず、会話だけで遊べるので、家族でも楽しめます。最初は村人・人狼・占い師の3種類くらいにしぼると、ルールがわかりやすくなります。「処刑」や「襲う」といった言葉が気になるときは、「追放」「つれていく」などに言いかえてもかまいません。

役職の数は、どうやって決めればいいですか?

人数に対して人狼が多すぎると人狼が有利に、少なすぎると村人が有利になります。初めてなら、人数ごとのよくある配役をそのまま使うのが近道です。

くわしくはこちら:人狼の配役を人数別にまとめた記事

まとめ:人狼のルールは「勝利条件」と「1日の流れ」だけ覚えれば遊べる

まとめ

  • 人狼は、村人陣営と人狼陣営に分かれて、話し合いと投票で正体を探るチーム戦
  • 村人は人狼の全滅で勝ち、人狼は人間を同じ人数まで減らせば勝ち。妖狐がいると一人勝ちもある
  • 1日の流れは「夜→朝→昼の話し合い→投票」のくり返し
  • 初日の決まり・話し合いの時間・役職の細かい能力は、始める前にそろえておく
  • ルール説明は「何をしたら勝ちか」から伝えると、初めての人にも入りやすい

人狼のルールは、文章で読むとむずかしく感じますよね。でも、1回遊んでみると「そういうことか」とすぐにつかめます。最初は役職を少なめにして、練習のつもりで気軽に始めてみましょう。

あわせて読みたい:人狼ゲームの遊び方と楽しみ方をまとめて知る

ぺ原人

ルールがわかったら、あとはみんなで遊ぶだけ! ウソも推理も、ゲームの中では思いっきり楽しむっぺ!

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