NGワード人狼は、ふつうの人狼に「決めた言葉を口にした人は脱落」というルールを足した遊び方です。人狼のルールはそのままで、村人でも人狼でも関係なく、うっかりの一言でゲームから外れます。遊ぶ前に決めることは次の3つだけです。
- NGワードの決め方:参加者から集める・進行役が決める・「英語禁止」のように全員に公開する、のどれにするか
- 脱落のタイミング:言った瞬間に外れるか、次の朝に発表するか
- 判定する人:だれがNGワードを言ったと判定するか
初めてなら、進行役がNGワードを決めるやり方が向いています。参加者から集めるときは「参加者の名前は使わない」「3文字以上にする」と条件をつけておくと、すぐに全員が言ってしまう事故を防げます。
NGワード人狼は「言ったら脱落」を足した人狼のアレンジ
NGワード人狼(NGワード村とも呼ばれます)は、ふつうの人狼に「この言葉を言ったらアウト」という決まりを加えた遊び方です。よくある遊び方では、NGワードを言ってしまった人は、投票や襲撃と同じようにゲームから外れます。
人狼は、話し合いで相手のウソを見抜くゲームです。そこに「使えない言葉」が入ると、いつもの口ぐせが封じられて、議論の空気がガラッと変わります。
NGワードは、村人でも人狼でも関係ありません。うっかり口がすべった一言で、頼りの占い師がいなくなることもある。この「事故」が笑いになるのが、NGワード人狼のおもしろさです。
| くらべるところ | ふつうの人狼 | NGワード人狼 |
|---|---|---|
| 脱落のしかた | 投票・襲撃 | 投票・襲撃+NGワード |
| 話し方 | 自由に話せる | 決めた言葉は使えない |
| 進行役の仕事 | ゲームの進行 | 進行+NGワードの判定 |
| 場の雰囲気 | じっくり推理 | 推理しながら言葉にも注意 |
英語を言ったらアウトにする「英語禁止人狼」も、NGワード人狼のなかまです。NGを1語ずつ決めるか、「英語ぜんぶ」のように広く決めるかのちがいですね。
ぺ原人いつもの人狼に、ちょっとスパイスを足す感じだよ。慣れたメンバーほど口ぐせが出るから、ハマるんだよね。
人狼の進行がむずかしいと感じたら、NGワードだけで遊ぶゲームもあります。NGナインは、自分のNGワードをほかの人に言わせたらストライクになるゲームです。スマホだけで、3〜12人で遊べます。
NGワード人狼のルールの決め方|遊ぶ前に決める3つのこと
NGワード人狼には、決まった公式ルールはありません。グループごとに決め方がちがうので、始める前に全員で確認しておくと安心です。

1. NGワードをどうやって決めるか
よく使われる決め方は、次の3つです。メンバーの慣れ具合で選んでください。
| 決め方 | やり方 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 参加者から集める | 1人1つずつNGワードを出してもらい、進行役が集める。1日ごとに1つずつ増やすやり方もある | 人狼に慣れたメンバー |
| 進行役が決める | 話し合いで出やすい言葉を、進行役が選んでおく | 初めてNGワード人狼をするとき |
| 全員に公開する | 「英語禁止」のように、NGを最初から全員に知らせておく | 判定をかんたんにしたいとき |
参加者から集めるときは、「参加者の名前は使わない」「3文字以上にする」など、少し条件をつけておくのがおすすめです。「あれ」や数字のような短い言葉が入ると、すぐに全員が言ってしまい、ゲームになりません。
2. いつ脱落にするか
脱落のタイミングは、大きく分けて2パターンあります。
- その場で脱落:言った瞬間に進行役がゲームを止めて、すぐに外れてもらう。わかりやすくて盛り上がる
- 次の朝に発表:言った人は、翌朝に脱落として発表される。夜の襲撃と同じ人だったら、脱落は1人になる
あわせて、「一度だれかが言ったNGワードを、そのあとも有効にするか」も決めておきましょう。有効のままだと、日がたつほどNGが増えて、話すのがどんどんむずかしくなります。
3. だれが判定するか
チャットで遊ぶ人狼なら、書きこんだ時点でNGワードがはっきり残ります。でも、顔を合わせて遊ぶ人狼や通話の人狼では、言葉は口から出てすぐに消えてしまいますよね。
声で遊ぶときは、進行役(GM)が判定役を兼ねるのがいちばんシンプルです。進行役の負担が重いなら、NGワードの数を少なめにする、言葉を考えた人がこっそり進行役に知らせる、といった工夫をしておくとスムーズです。
ぺ原人判定があいまいだと、「言った」「言ってない」でもめちゃうんだっぺ…。最初に「判定は進行役が決める」と決めておこう。
ゲームのバランスを調整したいときは、狂人や人狼など、どれか1つの役職にだけ全部のNGワードを教えておく遊び方もあります。その役職は、NGワードをさけつつ、ほかの人に言わせる方向へ話を運べるので、駆け引きが一段ふえます。
盛り上がるNGワードの例|口ぐせ・人狼用語・あいさつ
NGワード選びのコツは、「話し合いで自然に出てしまう言葉」を選ぶこと。ふだん使わない言葉にすると、だれも言わないまま終わってしまいます。
| 種類 | ワードの例 | ポイント |
|---|---|---|
| 口ぐせ系 | ぜったい・結局・つまり・だから・要するに | 話しはじめに出やすい。だれでも引っかかる |
| 議論の言葉 | 意見・発言・怪しい・投票 | 推理を話すたびに使いたくなる |
| 人狼用語系 | ローラー・グレラン・GJ・CO・占い | 慣れた人ほど言ってしまう |
| あいさつ系 | おはよう | 朝の話し合いの最初に言いがち |
初めての人がまじっているなら、口ぐせ系を中心にするのがおすすめです。人狼用語系は、ふだんから用語を使いこなしている人ほど引っかかるので、慣れた人へのハンデとして入れると、実力差がちぢまります。
ちょうどいい強さの目安は、「1日の話し合いで1〜2回は出そうな言葉」。強すぎるワードばかりだと序盤で人数がへりすぎて、推理を楽しむ前にゲームが終わってしまいます。強いワードと弱いワードを、まぜて使うのがコツです。
ぺ原人「おはよう」は本当にあぶないよ。朝の最初のひとことで何人も消えて、村がいきなり終わることもあるからね。
NGワードを言わずに生き残るコツ|言いかえと話し方
NGワード人狼でいちばんこわいのは、推理に夢中になったときの「うっかり」です。生き残るには、話す前に少し準備をしておくのが近道です。
よく使う言葉の言いかえを用意しておく
人狼でよく使う言葉は、別の言い方をいくつか持っておくと安心です。ゆるい言いかえは、それだけで場が笑いに包まれます。
| いつもの言葉 | 言いかえの例 |
|---|---|
| 人外 | 人でなし・化け物・人じゃない人 |
| 処刑 | いなくなってもらう・やっつける |
| 襲撃 | 夜にやられる・ぱくっとされる |
| グレラン | まだ占われていない人から自由に |
| 結局 | 最後に言うと・まとめると |
話しはじめの一言を決めておく
「つまり」「だから」のような口ぐせは、話しはじめにいちばん出やすい言葉です。「ぼくの考えだと」「ひとつ思ったのは」など、自分の話しはじめの型を1つ決めておくと、口ぐせが出にくくなります。
NGが公開されているなら、相手に言わせる
NGワードを全員が知っているルールなら、守るだけでなく、相手に言わせる作戦も使えます。たとえばNGが「結局」なら、「で、どっちが怪しいと思う?」と答えをせかすと、つい「結局〜」と返したくなるものです。

黙りすぎない
NGワードがこわくて黙ってしまうのは、いちばん危ない作戦です。人狼では、話さない人は怪しまれて投票で外されがち。短い言葉でいいので、意見はちゃんと出しておきましょう。
人狼で「言ってはいけない」マナー上のNG発言もおさえておこう
「NGワード 人狼」で調べた人のなかには、ルールとしてのNGワードではなく、人狼で言ってはいけない発言を知りたい人もいるかもしれません。決まりはアプリや遊ぶ場所によってちがいますが、よくマナー違反とされるのは次のようなものです。
| NGとされやすい発言 | どういうことか |
|---|---|
| メタ発言 | 前のゲームのことや勝率、プレイヤー本人のくせなど、ゲームの外の情報で推理を語る |
| 顔吊り・感情吊り | 見た目や好ききらいを理由に、処刑先を決める |
| システムの画面を使った証明 | 役職の画面を見せる、システムのメッセージをそのまま写して証拠にする |
| 人をきずつける言葉 | 悪口や見下す言い方、乱暴な言葉 |
メタ発言が嫌われるのは、ほかの人が持っていない情報で話すと、話し合いでの推理勝負が成り立たなくなるからです。人狼ジャッジメントのようなアプリでは、禁止行為が公式にまとめられているので、遊ぶ前に一度目を通しておくと安心です。
ぺ原人ゲームの中のウソはOKでも、人をきずつける言葉はNGだよ。みんなが気持ちよく遊べてこその人狼だからね。
NGワードゲーム・ワードウルフとNGワード人狼のちがい
名前が似ているので、ほかのゲームとまざりやすいところです。ちがいを表にまとめました。
| ゲーム | 中心になる遊び | NGワードの役わり |
|---|---|---|
| NGワード人狼 | 役職と話し合い、投票で人狼を探す | 人狼に足すおまけのルール |
| NGワードゲーム | 自分のNGワードを言わずに会話する | ゲームそのもの。自分のワードだけ見えない |
| ワードウルフ | 少しちがうお題を持つ少数派を会話で探す | ふつうは使わない |
NGワードゲームは、1人1つずつNGワードが決まり、自分のワードは自分にだけ見えず、ほかの人のワードは見えている状態で会話します。役職も投票もないので、人狼よりずっと手軽です。
アレンジとして、NGワードゲームのように「自分のNGだけ見えない」形を人狼に取り入れる遊び方も考えられます。進行役の判定は大変になりますが、ほかの人が自分のNGを知っている分、スリルは増えます。
ワードウルフについては、別の記事でルールやお題の例をまとめています。
くわしくはこちら:ワードウルフ(ワード人狼)の遊び方とお題の例
人狼の人数がそろわない日は、NGワードとだまし合いのゲームで盛り上げる
人狼は、役職と話し合いがあってこそおもしろいゲームです。ただ、人数が足りない日や、進行役のなり手がいない日、1回の長さが気になる日もありますよね。
そんなときは、スマホのブラウザだけで遊べるぺげのゲームも選択肢のひとつです。1人1台のスマホで遊べて、アプリも会員登録もいりません。無料で遊べて、ビデオ通話をつなげば離れた人とも遊べます。

NGワードの駆け引きを楽しみたいなら「NGナイン」
自分にしか見えないNGワード9つのカードを持って、ふつうに会話するゲームです。NGワード人狼とは逆に、自分のカードの言葉をほかの人が言ったらストライク。3つで三振です。
言わせるように話を振るのもOKなので、NGワード人狼で覚えた駆け引きがそのまま使えます。3〜12人で遊べて、会話そのものがゲームになるので、人狼をするには少し多い人数のときにも向いています。
ウソを見抜く心理戦が好きなら「クロティア」
親が自分の本当の答えを書くと、親のスマホにだけニセモノの答えが3つ届きます。親はホンモノかニセモノを1つ出し、ほかの人は口で質問して見抜くゲームです。
役職はなくても、「この人、ウソをついているな」と探る楽しさは人狼が好きな人にぴったり。3〜8人で遊べて、無料のファミリーモードは家族・職場・初対面向けの無難なお題なので、人狼に慣れていない人がいる日でも安心です。
ぺ原人道具がなくても、紙とペンがあればNGワードゲームもできるよ。その日の人数や気分で、合う遊びを選んでね。
あわせて読みたい:人狼ゲームの基本ルールと遊び方をまとめた記事
NGワード人狼のよくある質問
ワンナイト人狼にもNGワードは入れられる?
入れられます。ワンナイト人狼は話し合いが1回だけなので、「NGワードを言った人は、投票の前に脱落」のようにシンプルにするのがおすすめです。話し合いが短い分、強めのワードを1つだけ入れると、ほどよく事故が起きます。
NGワードは何個くらいがいい?
はっきりした決まりはありませんが、初めてなら全体で1〜3個くらいから試すと、判定する進行役も楽です。慣れてきたら、1日ごとに1つずつ増やしていくと、後半ほど話すのがむずかしくなって盛り上がります。
NGワードで脱落した人は、そのあと何をする?
ふつうの人狼で脱落した人と同じあつかいにすることが多いです。話し合いには加わらず、見守る側に回ります。遺言を言えるかどうかは、遊ぶ前にグループで決めておきましょう。
オンラインで遊ぶなら、通話とチャットのどっちがいい?
判定のしやすさなら、チャットが向いています。書きこんだ文字が残るので、「言った・言ってない」でもめにくいからです。通話で遊ぶなら、NGワードを全員に公開して、気づいた人が指摘するルールにすると進めやすくなります。
子どもや初心者と遊ぶときは、どんなNGワードがいい?
人狼用語はさけて、「ぜったい」「なんで」「えっと」のような、だれでも使う言葉にしましょう。全員に公開して、言ったら脱落ではなく減点にするなど、やさしいルールにすると最後まで楽しめます。
まとめ|NGワードで、いつもの人狼に新しい笑いを
まとめ
- NGワード人狼は、決めた言葉を言ったら脱落するルールを足した人狼
- 遊ぶ前に、NGワードの決め方・脱落のタイミング・判定する人を決める
- NGワードは、口ぐせ系や人狼用語系など、話し合いで自然に出る言葉を選ぶ
- 言いかえと話しはじめの型を用意しておくと、うっかりを防げる
- 人数が足りない日は、NGナインやクロティアで遊ぶ手もある
NGワード人狼は、いつものメンバーでもまったくちがう展開になる、手軽なアレンジです。ルールを3つ決めるだけで、すぐに始められます。
まずは強すぎないワードを1〜2個入れて、1回試してみてください。だれかが口をすべらせた瞬間、きっと村じゅうが笑いに包まれますよ。
あわせて読みたい:人狼ゲームの基本ルールと遊び方をまとめた記事
ぺ原人次の人狼会は、NGワードで一気に盛り上げるっぺ!うっかり言っちゃっても、それも思い出だよ。




