飲み会がつまらないのは、多くの場合あなたのせいではなく、話すのが一部の人だけ、説教・愚痴が多い、大人数で端の席の人が話に入れないといった「場のつくり」が原因です。日本生命の2021年のアンケートでも、職場の飲みニケーションを「不要」「どちらかといえば不要」と答えた人は61.9%でした。
よくあるつまらない理由
- 話題が合わない・内輪のネタばかりで入れない
- お酒が飲めず、酔った人との温度差がつらい
- お酌や取り分けで気をつかいすぎる
- 会費のわりに食べられない、二次会まで帰れない
全員が同じことに参加できる時間を少し作るだけで、空気は変わります。たとえばぺげのマイダビは、親の“本音の1〜3着”を競馬の馬券のように予想するゲームで、端の席の人も同じように参加できます。大学生・職場それぞれの対処法は、このあと紹介しています。
飲み会がつまらないと感じるのは、あなただけじゃない
「みんな楽しそうなのに、自分だけ浮いている気がする」。そう思うと、よけいにつらくなりますよね。
でも実は、飲み会を負担に感じる人はめずらしくありません。日本生命が2021年に行ったアンケートでは、職場の「飲みニケーション」を「不要」「どちらかといえば不要」と答えた人が61.9%でした。2017年に調査を始めてから、不要派が必要派を上回ったのはこのときが初めてです。
しかも、この割合は年代によって大きく変わらなかったそうです。「若い人だけが飲み会をいやがっている」わけではないんですね。調査の年によって数字は変わりますが、飲み会に気が進まない人はどの世代にもいる、と考えてよさそうです。
これは職場の飲み会の話ですが、友だちとの飲み会やサークルの飲み会でも「なんか楽しくない」と感じる場面はあります。まずは、つまらないと感じた自分を責めないこと。そこから始めましょう。
ぺ原人わかる、乾杯から30分で「あと何時間あるんだ…」って計算しちゃうんだっぺ…。でも、そう感じるのは変なことじゃないよ。
飲み会がつまらない・楽しくない理由(よくある7つ)
飲み会が楽しくないと感じる理由は、だいたい決まったパターンに分けられます。自分がどれに当てはまるかがわかると、対策も選びやすくなります。
| 理由 | よくある場面 |
|---|---|
| 1. 話すのが一部の人だけ | 声の大きい人や上の立場の人がずっと話していて、ほかの人は聞くだけ |
| 2. 説教・愚痴・自慢が多い | 仕事の反省会や、だれかの悪口で時間が過ぎていく |
| 3. 話題が合わない・ない | 初対面が多い、内輪のネタばかりで入れない |
| 4. お酒が飲めない・弱い | 「飲まないの?」と聞かれる、酔った人との温度差がつらい |
| 5. 気をつかいすぎる | お酌、注文、取り分け、上司の話に笑うことで手いっぱい |
| 6. お金と時間に見合わない | 会費のわりに食べられない、二次会まで帰れない |
| 7. ノリが合わない | コールや内輪の盛り上がりに、ついていけない |
こうしてならべると、ほとんどが「その場の人やつくり」の問題だとわかります。自分の話し方や性格が原因のものは、じつは少ないんです。
「つまらない」は人ではなく、場のつくりから生まれる
同じメンバーでも、少人数のときは楽しいのに、大人数の飲み会になるとつまらない。そんな経験はありませんか。
長いテーブルに大人数で座ると、話せるのはせいぜい左右と正面の人だけ。話の中心にいる人は楽しくても、端の席の人はただ食べて飲むだけになりがちです。全員が参加できる話題がない時間が長いほど、飲み会はつまらなくなります。
逆に言えば、全員が同じことに参加できる時間を少し作るだけで、空気は変わります。このあと紹介する乗り切り方も、この考え方がもとになっています。
飲み会を楽しめないのは性格のせい?楽しめない人の特徴
「飲み会を楽しめない自分は、ノリが悪いのかな」と悩んでいる人もいますよね。でも、楽しめないのには、ちゃんと理由があります。よくあるのは、こんなタイプです。
- 聞き役になることが多く、自分から話題を出すのが苦手
- お酒が飲めない、またはたくさんは飲めない
- 大人数より、少人数でじっくり話すほうが好き
- にぎやかな場所に長くいると疲れやすい
- 次の日の予定や、帰りの時間が気になってしまう
どれも「悪いところ」ではありません。人によって、楽しめる場のかたちがちがうというだけです。
たとえば、少人数でゆっくり話すのが好きな人にとって、20人で騒ぐ飲み会はそもそも合っていません。そこで楽しめなかったからといって、自分を責める必要はないですよね。
自分に合う飲み会と合わない飲み会がわかってくると、「この会は1次会だけ出よう」「これは断ろう」と、無理のない付き合い方を選べるようになります。
ぺ原人楽しめない日があってもいいんだよ。合う場と合わない場があるだけ。ムリして笑い続けるより、自分のペースを守るほうが、結局まわりともうまくいくんだよね。

「飲み会はくだらない」と思ってしまうのは悪いこと?
「上司の昔話を聞くだけ」「毎回同じ話のくり返し」。そう感じて、飲み会がくだらないと思ってしまう人もいます。
ネットの掲示板(なんJなど)でも、「飲み会がつまらない」「行く意味がわからない」といった本音は、たびたび話題になります。口に出さないだけで、同じ気持ちの人はまわりにもいるはずです。
ただ、「くだらない」と決めつけてしまうと、その場にいる時間がもっとつらくなります。おすすめは、「自分にとって何がいやなのか」を1つだけはっきりさせることです。いやなことがしぼれると、変えられることも見えてきます。
| いやなこと | その場で変えられること |
|---|---|
| 長い説教や昔話 | 席を移る、話す相手を選ぶ |
| お酒をすすめられる | 最初からソフトドリンクを頼んでおく |
| 帰れない空気 | 帰る時間を、始まる前に伝えておく |
| 話題がない | 聞く側にまわる、みんなで遊べるものを出す |
「そこだけ避ければいい」と思えると、気持ちがぐっと軽くなります。飲み会の全部を好きになる必要はありません。
大学生の飲み会がつまらないときの乗り切り方
大学生の飲み会は、サークルやゼミ、バイト先など、断りにくい場が多いですよね。新歓の時期は特に、知らない人ばかりでつまらないと感じやすくなります。
大学生の飲み会がつまらなくなりやすい理由
- 先輩と後輩の上下関係があり、気をつかう
- 内輪のネタやコールなど、そのサークル独特のノリがある
- 人数が多く、知り合いと離れた席になることがある
- 20歳未満の人と20歳以上の人がまじっていて、楽しみ方がそろわない
大学生におすすめの乗り切り方
まずは、同じように飲み会が得意でない仲間を1人見つけておくこと。隣に座れるだけで、ずいぶん気が楽になります。
準備や買い出し、注文の手伝いをかって出るのもおすすめです。役割があると、話題がなくても自然にその場にいられますし、先輩とも話すきっかけができます。
お酒は自分のペースで大丈夫です。20歳未満の飲酒は法律で禁止されていますし、20歳以上でも、飲めない人がソフトドリンクを頼むのはふつうのこと。一気飲みのコールに乗る必要はありません。
ぺ原人一気飲みのコールだけは、ほんとにやめよう。だれかが倒れたら、飲み会どころじゃなくなっちゃうからね。
話題がなくて静かになりがちなら、みんなで同じ遊びをするのも手です。しゃふらんは、お題に匿名で答えて、いちばん面白い答えに投票するゲームなので、話すのが得意な人だけでなく、みんなが参加できます。スマホだけで3〜8人で遊べます。
職場の飲み会がつまらないときに、参加する側ができること
職場の飲み会は、友だちとの飲み会より断りにくく、気もつかいますよね。参加すると決めたなら、少しでもラクに過ごす工夫をしておきましょう。
帰る時間を、始まる前に決めておく
いちばん効くのがこれです。「1次会だけ」「9時まで」と自分の中で決めておくと、終わりが見えているぶん、気持ちに余裕ができます。帰る時間は、乾杯の前にさらっと伝えておくと、あとで抜けるときもスムーズです。
話しやすい人の近く・動きやすい席に座る
席えらびで、その日の居心地はかなり変わります。話しやすい同僚の近くや、通路側の席がおすすめです。トイレや注文で立ちやすく、話の流れが合わないときに席を移るきっかけも作れます。
自分から話さなくていい。質問を1つ持っていく
話題を出すのが苦手なら、聞き役にまわれば大丈夫です。「最近ハマってることあります?」「休みの日って何してるんですか?」のような質問を1つ用意しておくだけで、相手が話してくれます。
飲めないなら、最初からソフトドリンクを頼む
乾杯からウーロン茶やノンアルコールのドリンクを頼んでおけば、「飲まないの?」と聞かれる回数も減ります。料理をしっかり楽しむと決めておくのも、立派な楽しみ方です。
場面によって、気をつけたいことは少しずつちがいます。迷ったときは、下の表を目安にしてください。
| 場面 | 気をつけたいこと | おすすめの過ごし方 |
|---|---|---|
| 会社の飲み会 | 上司・取引先への気づかいで疲れやすい | 帰る時間を先に伝え、1次会で区切る |
| 友だちの飲み会 | 内輪の話についていけないことがある | 仲のいい人の隣に座り、聞き役にまわる |
| 大学生の飲み会 | コールや上下関係のノリが合わない | 準備や注文の役割をもらい、自分のペースで飲む |
ぺ原人「帰る時間を決めておく」だけで、ほんとに気持ちがラクになるんだよね。終わりが見えると、目の前の会話も楽しめるようになるよ。
つまらない飲み会を途中で帰る・断るときの伝え方(例文つき)
「帰りたいけど、言い出しにくい」。いちばん悩むのがここですよね。伝え方のコツは、「感謝」→「帰る・行けない」→「次につなげるひとこと」の順にはさむことです。これだけで、ぐっと角が立ちにくくなります。
| 場面 | そのまま使える例文 |
|---|---|
| 始まる前に伝える | 「今日は明日の朝が早いので、9時ごろに失礼しますね」 |
| 1次会で帰る | 「今日はここで失礼します。楽しかったです、ありがとうございました」 |
| 二次会に誘われた | 「ありがとうございます!今日は帰らないといけないので、また次の機会にぜひ」 |
| 職場の誘いを断る | 「お誘いありがとうございます。あいにくその日は予定があり、参加できません。また次の機会にお願いします」 |
| 友だちの誘いをLINEで断る | 「誘ってくれてありがとう!その日は先約があって行けないんだ。また今度ごはん行こう」 |
「えっと、その日はちょっと……」のようなあいまいな返事は、かえって迷惑がっているように聞こえることがあります。短くてもいいので、はっきり伝えたほうが相手もラクです。
帰るときは、幹事やいちばん上の立場の人にだけひとこと声をかけて、静かに抜けるのがスマートです。全員にあいさつして回ると、場の流れを止めてしまいます。

幹事なら「つまらない飲み会」をこう変えられる
もしあなたが幹事なら、つまらない飲み会を変えられる立場にいます。大がかりなことは必要ありません。前半で書いたとおり、つまらなさの多くは場のつくりから生まれるので、つくりを少し変えるだけで十分です。
- 終わりの時間を決めて、案内のときに伝えておく
- ソフトドリンクやノンアルコールのドリンクを、最初から選びやすくしておく
- 大人数なら、4〜6人くらいのかたまりで座れる席にする
- 途中で1回、席替えのタイミングを作る
- 全員が同じことに参加できる時間を、1つだけ用意しておく
- 説教や愚痴が長くなりそうなら、乾杯や料理の話でさりげなく流れを変える
とくに効くのが、最後から2つ目の「全員が参加できる時間」です。話の中心にいない人も同じことに参加できるので、端の席の人が置いていかれません。
そのとき気をつけたいのは、だれかを無理にしゃべらせたり、飲ませたりしないこと。罰ゲームをするなら、内容はみんなで決めましょう。お酒を飲ませる罰ゲームは避けるのが安心です。

ぺ原人「一人一言スピーチ」や「一発芸」をいきなり振るのは、話すのが苦手な人にはつらいんだよね…。だれでも気軽に参加できるものにしておこう。
ついでに盛り上げるなら、スマホでできるゲームもおすすめ
悩みの原因がわかって乗り切り方も決まったら、あとは当日をもう少し楽にするだけ。「全員が参加できる時間」をかんたんに作りたいなら、ゲームを1つ用意しておくと安心です。古今東西やしりとりのような、道具なしでできる遊びも手軽でいいですね。
もっと手軽にしたいなら、ぺげのゲームも使えます。スマホのブラウザだけで遊べて、アプリのインストールも会員登録もいりません。部屋を作る人が合言葉を出して、ほかの人は合言葉かLINEなどの招待リンクで入るだけ。無料で遊べます。

ここでは、飲み会がつまらなくなりがちな場面に合う3本を紹介します。
職場や初対面で話題がないなら「イコラ」
お題とAが出たら、親はAと同じくらい票が入りそうなBを書きます。みんながAかBに投票して、ちょうど半々に割れたら「イコラ!」。お題は有名人やカラオケ、マンガ、お菓子など身近なものなので、職場や初対面のメンバーでも話のきっかけになります。3〜8人で遊べて、4人以上がおすすめです。
話すのが苦手な人がいるなら「風来」
「一番〇〇しそうなのは誰?」というお題に、こっそり投票するだけのゲームです。文字を入力する必要がないので、話すのが苦手な人も気軽に参加できます。いちばん票が多い人が「討死」になりますが、得点はないので、勝ち負けを気にせず笑えるのもいいところです。
仲間うちで笑いたいなら「しゃふらん」
お題に匿名で答えを書いて、いちばんテーマに合う答えに投票します。最後に「だれが書いたか」が明かされる瞬間がおもしろいゲームです。3ラウンドで約10分なので、飲み会の途中にはさみやすい長さです。初対面の人がいるときは、無料のジャンルから始めるのがおすすめです。
ぺ原人宴じゃ!端の席の人もいっしょに笑えたら、それだけで飲み会の空気はガラッと変わるっぺ!
飲み会がつまらないときによくある質問
飲み会がつまらないとき、途中で帰ってもいいですか?
帰ってかまいません。気まずさを減らすなら、1次会の区切りや、乾杯のあと料理がひと通り出たころがタイミングとしておすすめです。始まる前に帰る時間を伝えておけば、ほとんど気にされずに抜けられます。
会社の飲み会は、断っても評価に響きませんか?
参加が自由な飲み会なら、ていねいに断れば大きな問題になりにくいです。ただ、歓送迎会など会社の行事としての色が強い会もあり、あつかいは会社によってちがいます。気になるときは、先輩や同僚にふだんの雰囲気を聞いておくと安心です。
お酒が飲めないと、飲み会は楽しめませんか?
そんなことはありません。料理を楽しむ、聞き役にまわる、ゲームのときに主役になるなど、飲まなくても楽しめる場面はたくさんあります。「お酒は飲めないけど、会には参加したい」と最初に伝えておけば、まわりも気をつかいすぎずにすみます。
飲み会で話す話題がないときはどうすればいいですか?
無理に自分から話題を出さなくても大丈夫です。目の前の料理やお店の話、相手の休日の過ごし方など、その場で聞ける話から入ると自然です。全員の話題がなくなったときは、ゲームのお題を話のきっかけにする手もあります。
飲み会が苦手なのは、直したほうがいいですか?
無理に直す必要はありません。苦手な場をすべて好きになるより、「この会は出る」「この会は1次会だけ」と、自分なりの付き合い方を決めるほうが長続きします。少人数の会やお昼のごはん会など、自分に合う集まりを大事にしていきましょう。
まとめ:飲み会がつまらないのは、あなたのせいじゃない
まとめ
- 飲み会がつまらないと感じる人は、どの世代にもいる
- つまらなさの多くは、性格ではなく「場のつくり」から生まれる
- 参加するなら、帰る時間を先に決めて、自分のペースで過ごす
- 帰る・断るときは「感謝→伝える→次につなげる」の順で
- 幹事なら、全員が参加できる時間を1つ作るだけで空気が変わる
飲み会を楽しめなかった日があっても、自分を責めなくて大丈夫です。合う場と合わない場があるだけで、それはだれにでもあることです。
次の飲み会では、今日読んだ工夫を1つだけ試してみてください。帰る時間を決めるだけでも、きっと少し気持ちが軽くなりますよ。
ぺ原人無理に飲まなくても、無理に盛り上げなくてもいいんだよ。自分のペースで楽しめた日が、いちばんいい飲み会なんだよね。





